報道発表資料
1.會合の概要
○日程 11月22日(火)~23日(水)
○場所 タイ?バンコク
○主催者?。牛粒危牛允聞站郑▏B環境計畫アジア太平洋事務所)
?。牛粒危牛豫庭氓去铹`クセンター(一般財団法人日本環境衛生センターアジア大気汚染研究センター)
○參加者?。牛粒危牛詤⒓?3か國の代表(カンボジア、中國、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、韓國、ロシア、タイ、ベトナム)等
○我が國からの出席者 環境省、外務省の擔當官等
(參考)
東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET:Acid Deposition Monitoring Network in East Asia)は、酸性雨問題に関する東アジア各國の協力の推進を目的とした政府間ネットワークです。我が國のイニシアティブにより立ち上げられ、2001年1月から本格稼働を開始しており、現在の參加國は13ヵ國です。(詳細については、別添參照)
2.結果の概要
○ UNEPとEANETの間のEANET事務局の整理に関する枠組文書の承認
本文書は、EANETの事務局がバンコクにあるアジア工科大學(AIT)のアジア太平洋地域資源センター(RRC.AP)から國連環境計畫アジア太平洋地域事務所(UNEP ROAP)に改編されたことを受け、EANETの事務局としてのUNEP ROAPの役割等を整理したものです。會合では文書の內容が承認され、13か國を代表してIG18議長が署名し、後日UNEP事務局長が署名する予定です。
○ 酸性雨の狀況に関する第3次定期報告書
2010~2014年までの5年間に蓄積されたEANETモニタリングデータに基づき、東アジアにおける酸性雨の狀況を解析?評価する報告書について、これまで、起草委員會を中心に科學諮問委員會において検討されてきました。今般、科學諮問委員會で作成?採択された同報告書について、必要な修正を行った上で正式に了承されました。
報告書では、東南アジア地域におけるSO2濃度が2000年に比べて改善していること、また、近年地域の課題となっているPM2.5やオゾン等のモニタリングについて、今後EANETにおけるモニタリング活動を強化する必要があることなどが盛り込まれています。
報告書は、修正作業が終了後、以下のウェブサイトにアップロードされる予定です。
http://www.eanet.asia/jpn/docea_f.html
3.今後の対応
酸性雨等の広域大気汚染問題は東アジア地域共通の課題であり、我が國としては、引き続きEANETの活動を技術的?財政的に支援していくとともに、EANETを東アジア地域における大気環境管理のための重要な基盤として、その活動の充実?強化を図ることとしています。
添付資料
- 連絡先
- 環境省水?大気環境局大気環境課
直通 03-5521-9021
代表 03-3581-3351
課長 瀧口 博明(6530)
課長補佐 梁瀬 達也(6547)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成27年12月14日
- (お知らせ)東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)第17回政府間會合の結果について