「プラスチックごみの問題について知ってはいましたが、実際にさまざまなペットボトルやビニール袋などが人のいない島に大量に打ち上げられている光景を見てぼうぜんとしました。それと同時に、それらのごみが長年放置されたことをうかがわせる様子から、プラスチックごみは自然にかえらないということを実感しました。中には、もしかしたら生分解性プラスチックのものもあったのかもしれませんが、そうだとしても自然にかえるまでに長い時間がかかったり、水中では分解されにくかったりするものもあると聞いています。その間にどれだけの生物の命が危険にさらされているのかと思うと胸が痛みました。人間は生きもののピラミッドの頂點にいる存在かもしれません。でも海に潛ると、人間も自然という環(わ)の中の一部にすぎないと肌で感じます。私たちは自然と共存しなければならないのに、プラスチックごみによって多くの命が脅かされていることに大きな責任を感じました」

 しかし、かけがえのない美しい海と生物たちに影響が出ている現実を目の當たりにしながらも、秋元さんは、環境を守るために何をすればいいのか、なかなか答えが出せなかったと言います。
「レジ袋が有料化される前のことですが、『エコバッグを持とう』とSNSで発信したら、『レジ袋を作っている會社のことを考えて』とご意見をいただいたことがありました。でも確かにそうだなと思って。一方を優先したことで、他方で犠牲となるものが少しでもあるのなら、それに目をつぶってしまってはいけないんじゃないかと思ったんです。誰にとっても優しく、地球環境にも優しい行動ってなんだろうと悩んでしまいました」

 その中で秋元さんが見つけたのが、「小さな目標」を決めて毎日実行すること??激à屏ⅳ沥工螭扦い毪肖辘扦线M歩がない。まずは自分ができる小さな一歩を踏み出すことが、次につながるのではと思ったのだと言います。
「『今日はフードロスに目を向けて、料理を殘さず、食材を上手に使おう』とか、『今日は絶対レジ袋をもらわない』とか、何でもいいんです。朝起きたら今日のエコ目標を決めて実行します」
例えば、「今日はサステナブル製品について考えてみよう」と決めた時は、「著ている洋服をすべてサステナブルなものに替えればいいのかな」「でも買い替えて古い物をごみにしてしまったら本末転倒だな」と気付き、「一つの物を長く使うことがエコにつながるんだ」と、次々と欲しい洋服を買っていた自分の姿を反省したのだそう。すると、物を大切にしている夫を見て素直に「すごい」と思えたそうで、「自分なりのスタイルで著回す姿をカッコイイなと思って。私もまねしようと思いました」

 人によって、大切に思うものも、生活スタイルもそれぞれ異なるはず。みんなが右向け右で同じことをするのではなく、自分がアプローチしやすいところからでいい。無理はしない。それが大事なんじゃないかと秋元さん。
「好きな蕓能人がコレを勧めてるからやってみようとか、ファッショナブルだからやってみようとか、そういう入口からエコロジカルな生活を身につけるのもアリだと思います。でも『ちょっと違うな』と思ったら、自分はどうしたいのかを考えて、自分なりのかたちを見つければいい。今は、私たちが何をすべきか模索する時なんじゃないのかな。そうやってあれこれチャレンジして、いつかの未來で『あの時のあの行動が、地球の環境を守ることにつながったんだよね』って言えたらいいなと思います」

秋元氏畫像2

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