木の根のまわりは4m、地面近くで三本にわかれて、そのどれもが1mから1.6mのまわりに太っている。この種類としては珍しい巨木で、高さが16mにもとどき、秋、赤みをおびた黄色い花を咲かせる。昔からキンモクセイのかおりにのって西条祭りがやってくると言われ、秋の実りをもたらす「黄金の花」として珍重され、開花自には枝一杯に星のよう花をつけ、一里四方にその高貴なかおりを漂わせる。また、王至森寺周辺の住民や檀家が周辺の清掃、草刈りなどの環境美化活動や腐葉土をいれるなどの活動を行っている。昭和2年、国の天然記念物に指定された。 |
所在地 | 愛媛県西条市 |
かおりの源 | 金木犀 |
季節 | 秋 |