総本山金剛峯寺奥之院では、一年を通じて、杉の巨木林、杉を原料とした杉線香、歴史、文化のかおりが漂う。杉の巨木林は、奥之院一ノ橋入り口から御廟までの約2kmの参道沿いに広がり、約6haほどの規模を持つ。また、参道周辺には、40万基と言われる苔むした墓碑が立ち並び、供花やお供えがされ、森の癒しの香りとともに、文化や歴史の香りが溢れる。また、毎年8月13日の夜には、高野山万灯供養会(ローソク祭り)が行われる。奥之院は、弘法大師空海が入定した地として、総本山金剛峯寺により、淨域として厳格に守られている。 |
所在地 | 和歌山県高野町 |
かおりの源 | 杉と線香 |
季節 | 一年中 |